車両保険は本当に必要か。元ディーラー&元オペレーターが正直に答える

車両保険
車両保険は本当に必要か。元ディーラー&元オペレーターが正直に答える

車両保険は本当に必要か。
元ディーラー&元オペレーターが正直に答える

元ディーラー×元ネット型損保のオペレーターが監修
「車両保険って、付けなくてもいいですか?」

正直に言います。状況によっては、外していい。

ただし「こういうケースは後悔する」というパターンを、ディーラーとオペレーターの両方で見てきました。その話を含めて、正直に書きます。

外していいケース

💬
車両保険を外したいんですが、大丈夫でしょうか…?
🎙
ケースによっては外してOKです。こちらから積極的に「外しませんか?」と提案していた場面もありました。

ディーラー時代、こういうお客さんには外すことを提案していました。

ℹ️ 車両保険を外すことを提案していたケース
  • 年式が古い車(車検3回目以降・10年超えなど)
  • 事故後で保険料が上がるとき(等級が下がるタイミング)

特に、事故後で等級が下がって保険料が上がるとき。真っ先に「車両保険、外しませんか?」と提案することがありました。

📝 ディーラー時代の実話

「外して安くして、新しい車を買わせるつもりだろ?」とお客さんに言われたことがあります。

「何で分かったんですか!はい、もちろんです。ここ車屋さんですから!」

笑いながら返していましたが、本音でもありました。古い車に高い車両保険を払い続けるより、その分を次の車の資金にした方がいいケースはある。それは正直な話です。

ルーフがボコンッとなった話

ただ、外すかどうかを迷っているお客さんには、必ずこの話をしていました。

📝 これは私自身の話です

台風のとき、外から飛んできた物がルーフ(屋根)に直撃しました。

ルーフの修理代は高い。ボーナスが飛びました。

「車両保険を外されるお客さんで一番気にされることが、台風で物が飛んできてルーフがボコンッとなったりだとか…という話です。これ、実は私がやられた話なんですけどね」

こう話すと、もう一度考えてくれる方が多かった。体験談というのは、カタログの説明より刺さります。

🎙
風災害は自分がいくら気を付けても防げません。自然災害の怖いところは、「誰も悪くない」ことです。だから誰にも補償を求めることができない。

外して後悔するケース

オペレーター時代にも、「付けておけばよかった」という場面を見てきました。

📝 オペレーター時代に聞いた話

新車を購入して、車両保険を付けなかったお客さんがいました。事故ではなく、自然災害が原因でした。

ゲリラ豪雨という言葉が使われ始めたころの話です。商業施設の地下駐車場に停めていた車が、浸水でまとめてダメになった。そのお客さんも被害に遭われました。

自然災害は誰も責められない。相手に請求することもできない。車両保険がなければ、全額自己負担になります。

❗ 車両保険なしで損害が出るケース
  • 台風・強風で飛来物が当たった(風災)
  • ゲリラ豪雨・浸水で車がダメになった(水災)
  • 当て逃げ・いたずらで傷がついた(一般条件の場合)
  • 自損事故(ガードレールに当てたなど)

これらはすべて「自分は悪くない、または誰も悪くない」状況でも起きます。そして車両保険がなければ、全額自分で負担するしかありません。

「極論、車両保険はいらない」という本音

💬
結局、車両保険って必要なんですか?
🎙
極論を言えば、いらないと思っています。ただ、これは「見栄の問題」だと思っていて——

車両保険の必要性は、最終的には「車に傷がついたとき、他人からどう見られても気にしないか」という話だと思っています。

傷がついても「直さなくていい」「どう見られても構わない」という方は、車両保険がなくても困りません。傷が気になる、どうしても直したいという方は、車両保険を付けるか、自腹で直すかのどちらかです。

🎙
ちなみに私は今、車両保険を付けていません。ルーフだけは懲りているので、そこだけは正直困りますけど(笑)。

自分でそう言いながら、ルーフだけは気になっている。完全に一貫していないのは分かっています。それが正直なところです。

結局どう判断すればいいか

現場で見てきた感覚をまとめると、こうなります。

付けた方がいい
  • 新車・購入して間もない車
  • 台風・自然災害が多いエリアに住んでいる
  • 屋外・青空駐車場に停めている
  • 修理代を自腹で出すのが難しい
  • 傷がつくと気になって仕方ない
外しても
いい
  • 年式が古い・車の価値が下がってきた
  • 傷がついても気にしない・直さなくていい
  • 屋内駐車場で自然災害リスクが低い
  • 事故後で等級が下がり保険料が上がるとき
⚠️ 外すなら「何があっても全額自己負担」を覚悟した上で
車両保険を外すことは問題ありません。ただ、自然災害・当て逃げ・自損事故などが起きたとき、修理代はすべて自分で負担することになります。その覚悟があるかどうかが判断の基準です。
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まとめ

この記事のポイント
  • 年式が古い車・事故後で保険料が上がるタイミングは、外すことを現場でも提案していた
  • 台風・ゲリラ豪雨など自然災害は誰も責められない。車両保険がないと全額自己負担になる
  • 「傷がついても気にしない人」は付けなくていい。「気になる人」は付けるか自腹で直すか
  • 筆者自身は車両保険を付けていない。ただしルーフだけは痛い目に遭った経験がある
  • 外すなら「何があっても全額自己負担」の覚悟を持った上で判断する
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※ 本記事の内容は筆者のディーラー勤務・オペレーター勤務経験に基づくものです。車両保険の補償範囲・条件は保険会社によって異なります。詳細は各保険会社にご確認ください。

※ 特定の保険会社を批判する意図はありません。

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